テレビやエアコン、電気やストリーミングデバイスまで、多すぎるリモコンの管理にはスマートリモコンがおすすめです。

スマートリモコンは便利そうだけど、操作や設定が難しそう…

初心者におすすめのスマートリモコンってどれ?
この記事では、そんな方におすすめのスマートリモコン、「Nature Remo mini 2」の仕様や特徴、実際に利用して感じたメリット・デメリットまでを徹底レビューいたします。
「Nature Remo mini 2」は、アプリ操作も簡単で、すでにセンサーも付属しているため、初心者でも簡単に使いこなせます。
この記事の対象者
- 「Nature Remo mini 2」のできることを知りたい!
- 「Nature Remo mini 2」実機レビューを見てから導入を判断したい!
- 「Nature Remo mini 2」のメリット・デメリットは?
- 他のスマートリモコンとの比較を知りたい!
また、Alexaと連携する方法や、他の製品との比較も行なっているため、ぜひ「Nature Remo mini 2」を導入する1つの判断基準にしていただけると幸いです!

この記事の内容
Nature Remo mini 2の総評
- アプリでの家電操作が簡単
→デザインが良く直感的に操作できる - 初期設定が簡単
→スムーズに操作ができるのでノンストレス - リモコンとの接続が分かりやすい
→設定で迷うことがないのですぐに使える - シーン機能が便利
→スケジュール動作や一括操作が簡単にできる - オートメーション機能が便利
→オートメーションを設定すれば、家電を自動で操作
- 拡張機能が少ない
- 赤外線なので届く範囲に制限がある
- 赤外線を使用しない家電は操作ができない
- 家電の操作や設定が苦手
- なるべく簡単に家電を操作したい
- 温度計、湿度計をオプション品を買わずに利用したい
Nature Remo mini 2 の概要
「Nature Remo mini 2」は、複数のリモコンや家電をスマートフォンから簡単に操作できるようにするスマートリモコンです。
商品名 | ![]() Nature Remo mini 2 |
価格 | 7,980円 |
サイズ | 長さ58mm × 幅58mm × 厚さ16mm |
重さ | 23g |
対応家電 | ・照明 ・テレビ ・エアコン ・赤外線リモコン付き家電 |
センサー | 温度計 |
携帯OS | iOS 12.0以降 Android 6.0以降 |
付属品 | ・取扱説明書 ・USBケーブル(1.5m) |
公式サイト | 詳細を見る |
Nature Remo mini 2 の外観
「Nature Remo mini 2」はホワイト一色の丸みをおびた四角いデザインです。
材質はプラスチックですが、安っぽさはなく洗練されており、どんなお部屋にも合います。

縦×横 58mm×58mm、厚みは16mmで、非常にコンパクトです。


重量は 23g と軽量なので、壁掛けでも落下の心配はありません。
「Nature Remoシリーズ」の中で一番軽いのはもちろん、他メーカーの商品と比較しても最軽量です。

裏面には壁掛け用の穴があります。
充電はmicro USBとなっています。

付属品は micro USBケーブルと取扱説明書 です。
Nature Remo mini 2 に付属しているセンサー
「Nature Remo mini 2」には「温度センサー」が付属しており、スマホと連携したGPS機能も使用できます。

「タイマー」機能もあるため、機能を組み合わせて自分のライフスタイルに合った、家電の自動操作が可能です。
- 室温に合わせて、エアコンを自動でオン・オフ
- 家に近づいたら家電を自動で起動
- 曜日や時間を指定して家電を自動操作
Nature Remo mini 2 のシンプルで使いやすいアプリ
「Nature Remo mini 2」は、アプリを使用して設定を行います。
アプリでは、設定手順がイラスト付きでわかりやすく表示されるため、迷うことなく設定できます。

▼直感的に操作できるシンプルなUIが特徴で、温度計やGPSを使った家電操作も簡単です。

Nature Remo mini 2 の赤外線通信範囲
「Nature Remo mini 2」の赤外線通信範囲は公式では言及されていませんが、7~8mくらいまでの操作は問題なく可能でした。
▼我が家では、家電まで約3m~5mの範囲で使用しています。

間にソファーやテーブルがあっても操作は可能ですが、壁で隔てられていたり、距離が遠すぎると赤外線が届か内容です。

1階に設置した「Nature Remo mini 2」では、2階の家電は操作できなかったよ…
Nature Remo mini 2 のメリット
ここでは「Nature Remo mini 2」を実際に使用して感じたメリットをご紹介いたします。
アプリが使いやすく直感的に操作できる
シーン機能が便利
オートメーション機能が便利
初期設定が簡単
リモコン登録が簡単
アプリが使いやすく直感的に操作できる
「Nature Remo mini 2」は、デザインが良く、画面の見やすい専用アプリがあります。
細かい設定や操作方法などを覚える必要はなく、直感的に操作ができるため、初心者の方も安心して使用できます。
【Nature Remo mini 2】 エアコンの操作方法
- 各ボタンをタップしてオン・オフ
- ゲージを上下にスワイプして温度変更


各ボタンのイラストがわかりやすくて直感的に操作ができるね!
初期設定が簡単
「Nature Remo mini 2」は、初期設定が非常に簡単です。
設定も迷うことがないため、初めてスマートリモコンに挑戦する方でも安心です。
▼ガイダンスに従って「国」や「モデル」を選択します

▼USBケーブルを接続し、Nature Remo mini 2の電源を入れます。

▼デバイスの検索がおこなわれます。

▼Wi-Fi設定を行えば、設定は完了です。


購入してすぐに使い始められるね!
シーン機能が便利
「Nature Remo mini 2」では、複数の操作をまとめて「シーン機能を設定」することができます。

サーキュレーターをつける時は以下の操作があります。
- 起動する
- 風量を変更する
- 首振りをする
シーン機能を設定しておけば、これらを一度にまとめておこなえます。
▼「シーン」を作成します。

▼作成した「シーン」のタップで複数の操作がまとめて行われます。


シーンを一度設定しておくだけで、面倒なリモコン操作が楽になるよ!
オートメーション機能が便利
「Nature Remo mini 2」では、手動でシーン機能を設定するだけでなく、オートメーションを設定すれば、家電を自動で操作できます。

【オートメーション機能でできることの例】
- 室温に合わせて、エアコンを自動でオン・オフ
- 帰宅時に、家に近づいたら家電を起動
- 曜日や時間を指定して、家電を自動操作
「Nature Remo mini 2」には、温度センサーが本体に付属しているため、機器の追加購入は必要はありません。
GPS設定もスマホと連携させるだけなので簡単に設定できます。
GPSによるエアコンやテレビのオートメーションの設定
▼「オートメーションを追加」を選択。

▼家電を動かすトリガーを選択して、家電操作を設定します。

▼アプリの画面上に自宅周辺の地図が表示されるので、「家の300m以内に入ったら、エアコンやテレビをつける」などの設定が直感的に行えます。


好きなオートメーション機能をたくさん組み合わせて、理想のスマートホームを完成させよう!
リモコン登録が簡単
「Nature Remo mini 2」では、赤外線でリモコンを登録するため、登録が簡単です。
▼登録したいリモコンの種類を選択
ホーム画面の「+」から「新しい家電を追加」を選択します。
登録したいリモコンの種類を選択します。

▼「Nature Remo mini 2」へリモコンを登録
画面の指示に従って、「Nature Remo mini 2」に向けてリモコンのボタンを押すだけです。


▼家電のメーカーと型番の確認して登録完了。
リモコンのメーカーと型番が表示されるので、動作を確認して保存します。

「Nature Remo mini 2 」のデメリット
メリットの多い「Nature Remo mini 2」ですが、デメリットもあります。
後悔しないためにも、事前にデメリットを把握しておきましょう。
拡張機能が少ない
- 赤外線で操作するため届く範囲に制限がある
- 赤外線を使用しない家電は操作ができない
拡張機能が少ない
「Nature Remo mini 2」は、すでに温度計センサが付属している一方で、対応している拡張機器が少ないです。
そのため、後から好きな周辺機器を購入して、自分で部屋をカスタマイズしたい!という方には、おすすめできません。

機能がシンプルな分、操作や設定は簡単だよ!
たくさんの周辺機器を使ってカスタマイズしたい方は、「SwitchBot ハブミニ」がおすすめです。
赤外線で操作するため届く範囲に制限がある
「Nature Remo mini 2」は、本体から発信される赤外線で家電を操作するため、届く範囲に制限があります。
▼我が家では、家電まで約3m~5mの範囲で使用しています。

距離が離れすぎていたり、壁などの障害物がある場合は、赤外線信号が届かずに家電が操作できません。

1階に設置した「Nature Remo mini 2」では、2階の家電は操作できなかったよ…
赤外線を使用しない家電は操作ができない
「Nature Remo mini 2」は、赤外線を送信することで家電を操作します。
そのため、物理的なスイッチで操作する家電などには対応していません。

物理的なスイッチをスマートリモコンで操作したい方は、拡張機器に「スイッチボット」がある「SwitchBot ハブミニ」がおすすめです。
>> 「SwitchBot hub mini」のレビューはこちら。
Alexaと連携する方法
「Nature Remo mini 2」は、スマートスピーカーに対応しているためAlexaからの音声操作が可能です。
連携方法も簡単です。
後は以下の様にAlexaに話しかけると操作ができるはずです。

Nature Remo mini 2 と他製品との比較
ここでは「Nature Remo mini 2」と他製品との比較を解説します。
今回は「Nature Remo mini 2 Premium」「Nature Remo 3」「SwitchBot ハブミニ」を比較対象に取り上げました。
![]() Nature Remo mini 2 | ![]() Nature Remo mini 2 Premium | ![]() Nature Remo 3 | ![]() SwitchBot ハブミニ | |
公式価格 (税込) | 7,980円 | 8,980円 | 12,980円 | 4,480円 |
本体色 | 白 | 黒、ネイビー | 白 | 白 |
赤外線強度 | – | mini 2の 1.5倍 | mini 2と同じ | mini 2と同じ |
音声アシスタント対応 | あり | あり | あり | あり |
温度記録 | あり | あり | あり | 別売り |
湿度記録 | なし | なし | あり | 別売り |
人感センサ | なし | なし | あり | 別売り |
照度センサ | なし | なし | あり | あり |
GPS機能 (スマホ連携) | あり | あり | あり | なし |
周辺機器 | ほとんどない | 少ない | 少ない | 多数 |
特徴 | ・操作が簡単 ・拡張性が低い | ・本体色が黒とネイビー ・赤外線強度が強い | ・センサーが豊富 ・価格が高い | ・拡張性が高い ・価格が安い |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
初めてスマートリモコンにおすすめ「Nature Remo mini 2 」
「Nature Remo mini 2」は温度センサーが本体に付属していて、性能と価格のバランスが良いのが特徴です。
赤外線強度などの基本的な性能も上位機種とほぼ同じで、使い方やアプリもシンプルであるため、初心者の方でも安心して使えます。

スマートリモコンの必要な機能はこれ1台に内蔵されているよ!
しかし、「SwitchBot シリーズ」に比べて周辺機器がなく、拡張性がないのが残念なポイントです。
より高度なスマートホームを実現したい方は、「SwitchBot hub mini」の購入がおすすめです。
>> 「SwitchBot hub mini」のレビューはこちら。
本体色を黒やネイビーにしたい人は「Nature Remo mini 2 Premium」
「Nature Remo mini 2 Premium」では、カラーが「黒」と「ネイビー」の2色から選択できます。
他の製品はほとんどが白色なので、お部屋のインテリアに合わせて黒やネイビーのスマートリモコンを使用したい人には「Nature Remo mini 2 Premium」がおすすめです。


また、赤外線強度が「mini 2」の1.5倍なので広い部屋で使用したい人にもおすすめです。
しかし、「mini 2」よりも1,000円高い点に注意が必要です。

お部屋のインテリアや広さに柔軟に合わせられるスマートリモコンだね!
高度なオートメーション機能を活用したい人は「Nature Remo 3」
「Nature Remo 3」には、温湿度計の他に、照度センサーや人感センサーが内蔵されています。
そのため、「部屋が暗くなったら照明をつける」「部屋から人が一定時間いなくなったらテレビを消す」などといった高度なオートメーション操作が行えます。
また、「mini 2」と異なり、Bluetoothを内蔵しているため、以下の製品と連携して機能を拡張できます。
SwitchBotの対応周辺機器
- スマートロック「Qrio Lock」
→ ドアの鍵の開閉
スマートカーテン「mornin’ plus」
→ カーテンの開閉
- スマートメーター「Nature Remo E lite」
→ 電気使用料を管理して節電
多機能な分、他と比べて高額であるのが残念ポイントです。
また、「SwitchBot シリーズ」に比べると、まだまだ周辺機器が少ないです。

費用が高い分、機器の追加購入なしで色々な機能が試せるね!
本体価格をおさえて、自分で周辺機器を集めたい方は「SwitchBot ハブミニ」
価格をおさえたい人や、自ら機能をカスタマイズ・拡張したい方には 「SwitchBot ハブミニ」がおすすめです。
何と言っても、「SwitchBot シリーズ」の周辺機器が豊富で、購入後に「〇〇できない…」と後悔することが少ないことも魅力です。
SwitchBotの対応周辺機器

「Nature Remo mini 2」の扱えない物理スイッチは「スイッチボット」が対応しているよ!
ただし、 「SwitchBot ハブミニ」にはセンサーが何もついておらず、対応機器ありきの安価な設定ともいえます。
また、周辺機器を購入するとトータル金額が割高になることもあるので注意しましょう。


筆者のおすすめのスマートリモコンだよ!
初めてのスマートリモコンに!お試しにおすすめの「Nature Remo mini 2」
この記事では「Nature Remo mini 2」の仕様や特徴、実際に利用して感じたメリット・デメリットまでを徹底レビューいたしました。
- アプリでの家電操作が簡単
→デザインが良く直感的に操作できる - 初期設定が簡単
→スムーズに操作ができるのでノンストレス - リモコンとの接続が分かりやすい
→設定で迷うことがないのですぐに使える - シーン機能が便利
→スケジュール動作や一括操作が簡単にできる - オートメーション機能が便利
→オートメーションを設定すれば、家電を自動で操作
とこれ1台で必要な機能が充実しています。
操作や設定も簡単なので、初めてスマートリモコンを試してみたい人におすすめです。
スマートリモコン選びでお悩みの方は、ぜひ検討してみてください。
以上参考になれば幸いです。
はねりでした。ありがとうございました!