「Apple Watch」は時計としてだけでなく、便利なアプリの利用や、運動・睡眠の記録によって生活の質を向上させてくれます。

やっぱり高くても新型がいいのかな…

モデルがたくさんあって、どれが自分に合っているかわからない…
そんな方に向けて、今回はSeries7とSEの違いをもとに「Apple Watch SEを選ぶべき理由」について徹底解説いたします。
- SEは必要な機能がすでにあり、コスパが良い
- Series 7独自の機能は、健康意識が高い人以外ほとんど必要ない

この記事の内容
SEとSeries7の違い

画像出典:Apple公式サイト
SEとSeries7の違いは以下の通りです。
Apple Watch Series7 | Apple Watch Series SE | |
---|---|---|
価格(税込) | 58,800円 ~ | 40,800円 ~ |
画面サイズ | 45mmまたは41mm | 44mmまたは40mm |
ディスプレイ | Retinaディスプレイ(常時表示) | Retinaディスプレイ |
血中酸素 | あり | なし |
心電図アプリ | あり | なし |
ケースの素材 | アルミニウム ステンレススチール チタニウム | アルミニウム |
カラーバリエーション | シルバー ゴールド ミッドナイト スターライト ブラック ブルー レッド チタニウム | スペースグレイ シルバー ゴールド |
主な違いは5つです。
- 画面サイズ
- 値段
- 常時表示ディスプレイ
- 血中酸素ウェルネスアプリ
- 心電図アプリ
- ケースの素材
- カラーバリエーション

違いについて解説していくよ!
1.画面サイズ
Apple Watch Series 7とSEはディスプレイのサイズが異なります。

Apple Watch Series 7は、SEと比べて約20%画面が大きくなっています。

もともと小さいものなので1mmの僅かな差で印象が変わる可能性もあるよ!
2.常時表示ディスプレイの有無
Apple Watch Series 7では、使用していない間も常に画面が点灯しています。

常に点灯しているといっても腕を下げている時には画面が薄暗くなり、通知や予定等の重要な情報は表示されません。
対してSEなどは腕を上げていないとき(時計を見ていない時)は、画面が真っ暗になります。
常時表示の良い所
- 腕を動かすことができない状況に対応できる(満員電車や運転中)
- 文字盤をおしゃれなデザイン系にすると、ファッションになじむ
常時表示のいまいちな所
- 充電の減りが早くなる
役に立つ所は局所的なのに対して、只でさえ一日しか持たないバッテリーの減りを早めてしまうのはいただけません。
実際Apple WatchSEを使用してきた中で常時表示機能が欲しいと感じたことは一度もありません。

SEでもセンサー感度が良いから腕を上げれば確実に点灯してくれるよ!
3.血中酸素測定の有無
Apple Watch Series 7では、運動用の血中酸素ウェルネスアプリが搭載されています。
運動用の血中酸素ウェルネスアプリでは「体にどれだけの酸素を取り込んで、体内に供給されているかを知る」ことができます。

血中酸素ウェルネスでできること
- 普段の生活にて低酸素状態ではないか確認できる(医療用ではないので参考)
- 登山や低酸素状態での運動時に運動負荷がわかる
実際登山や低酸素の運動をするという人には役に立つかもしれません。

普段の生活には必要のない機能かな…
4.心電図の測定の有無
Apple Watch Series 7では、心電図の確認アプリが搭載されています。

測定をすることで以下の測定結果を知ることができます。
- 洞調律
- 心房細動
- 高心拍数または低心拍数
結果的にわかるのは「不整脈に最も多い心房細動(AFib)の兆候を検知」ができます。
Apple公式サイトより引用
心電図 App は、Apple Watch Series 4、Series 5、Series 6 および Series 7* の電気心拍センサーを使って心臓の鼓動と心拍リズムを記録し、その記録内容から、不整脈の一種である心房細動 (AFib) が起きていないかどうかを調べることができます。

もしもの時は役に立つかもしれないね…
5.ケースの素材とカラーバリエーション
「Series7」で3つの素材のケースがあり、価格の上乗せによって変更が可能です。
- アルミニウム
- ステンレススチール
- チタニウム
対してSEは1種類しかありません。
- アルミニウム

画像出典:Apple公式サイト
それぞれの素材の特徴は以下の通りです。
アルミニウムの特徴
アルミニウムの特徴
- 最も軽い
- 価格が安い
ステンレススチールの特徴
ステンレススチールの特徴
- 重量は一番重い(アルミニウムと10gの差)
- ガラスがサファイアガラスとなっており、硬度が高い【硬度:9】
- 中間の価格
チタニウムの特徴
チタニウムの特徴
- 重量は中間
- ガラスがサファイアガラスとなっており、硬度が高い【硬度:9】
- 価格は一番高い
よっぽどハードな使い方をする人は安心を得るために耐久度のある素材を選ぶ方がいいでしょう。

また、カラーバリエーションも「Series7」の方が多いです。

- ミッドナイト
- スターライト
- ブラック
- ブルー
- レッド
- グラファイト
- シルバー
- ゴールド
- スペースブラック
- チタニウム
対してSEは3種類しかありません。

- スペースグレイ
- シルバー
- ゴールド
Apple Watchに高級感を求める方やたくさんの色から選びたい方は「Series7」も選択肢に入ってくるでしょう。
しかし、SEのカラーもシンプルで非常に人気のあるカラーです。
「Apple Watch SE」の圧倒的なコストパフォーマンス
「Apple Watch SE」の最大の特徴は、必要な機能が必要なだけ搭載された圧倒的なコストパフォーマンスです。

画像出典:Apple公式サイト
睡眠記録や交通系IC等の必要な機能を有していながら約4万円で購入ができます。
「Series7」には魅力の大きな画面、豊富な素材・カラーバリエーションなどありますが、約6万円~と「SE」1.5倍の価格の価値があるかはしっかりと考えなければなりません。
逆に更に安いモデルもありますが、画面が小さかったり処理が遅かったりするため、おすすめはしません。

まとめ
今回はApple Watch Series7とSEの違いを元に「Apple Watch SEを選ぶべき理由」について解説いたしました。
ポイントは以下の点です。
- SEは必要な機能がすでにあり、コスパが良いこと
- Series 7独自の機能は、健康意識が高い人以外ほとんど必要ない
- 外観のカスタマイズにこだわりたい方は「Series 7」もあり
Apple Watch SEはすでに十分完成された性能であり、Series7と比較してもコストパフォーマスが最強です。
ぜひ、自分に合ったモノを選んで、快適なApple Watchライフを送ってください!
このブログでは、他にもApple Watchについての魅力と有効な使い方を解説しています。

おすすめのアプリや、ケースがいらない理由を紹介しているよ!


