こんにちは はねりです。
- Alexaの設定にIFTTTという項目があったが、なにができるのか知りたい
- AlexaからiPhoneアプリの操作もまとめてしたい
上記のような悩みを持つ方向けに、AlexaをIFTTTと連携するメリットを紹介します。
またAlexaとIFTTTの連携方法と、簡単なアプレットの作り方も紹介します。
この記事を読めばあなたのAlexaはもっと使いやすいのスマートスピーカーに進化するかもしれません。
AlexaとSwitchBotの連携については以下の記事をご覧ください。

使用するデバイス
この記事の内容
IFTTTと連携するメリット
Alexaの音声操作の対象が拡大する
1つ目のメリットはAlexaの音声操作の対象範囲が拡大する点です。
IFTTTと連携することで以下のようなサービスと連携できるようになります。
- LINE
- Googleカレンダー
- iOSカレンダー・リマインダー・ショートカット
- YouTube(iOSショートカット経由)
これ以外にもIFTTTに連携できるサービスの数だけ、操作できる範囲が拡大します。
他にもさまざまなサービスと連携することで可能性が無限に広がります。
IFTTTに連携できるすべてのサービスは以下のページでご覧ください。
具体的には以下の様な操作ができるようになります。
- 「Alexa、会社まで案内」と言えば、iOSのショートカットを経由して会社までのマップを開き、更にYouTubeでお気に入りの音楽を聴くことができる
- 「Alexa、今から帰る」と言えば、妻とのLINEに「今から帰る」と自動送信できる
- 「Alexa、おはようとツイート」と言えば、実際におはようとツイートできる
- 「Alexa、いってきます」と言えば上記3つの操作と、家電の操作、Alexaのスキルをすべて同時に実行することができる
iosのショートカットとの連携でiosアプリを操作できる
iOSのショートカットと連携させることで、多くのアプリに対応しその可能性は更に広がります。
Alexaに話しかけて、YouTubeでお気に入りの動画を見ることもできます。
設定はAlexaをトリガとして、IFTTTからiOSショートカットを呼び出せば簡単にできます。
IFTTTとiOSショートカットの連携については以下の記事をご覧ください。

LINEやTwitter等のサービスを操作できる
IFTTTはLINEやTwitter、Instagramとも連携することができます。
そのためAlexaをIFTTTと連携させることでLINEやTwitterを音声操作できるようになります。
IFTTTとLINEを活用したメッセージの自動送信は以下をご覧ください。

上記記事ではiOSショートカットをIFTTTのトリガにしていますが、Alexaに話しかけることをトリガにすれば同様に自動送信ができます。
Alexa独自のスキルと同時に使用可能
Alexa独自のスキルとして天気予報や、ニュースを流してくれる機能があります。
Alexaの定型アクションを使用すれば、これらと同時にIFTTTに連携したサービスの操作ができます。
Alexaの定型アクションで具体的に何ができるのか、これは別の記事で解説します。
Alexaのタイマややることリスト、買い物リストを別のサービスに連携できる
2つ目のメリットはAlexaのタイマやリストを、別のサービスに連携できるという点です。
IFTTTのトリガとして「Alexaの買い物リストにバナナが追加されたら」と設定すると、iOSのリマインダーにバナナを追加して、更に妻にバナナを買うと通知することができます。
「Alexaのタイマの終了」をトリガとした場合は、iPhoneに通知を送ることだってできますし、動画を再生することもできます。
このようにIFTTTと連携することで、Alexa単独の機能を他のプラットフォームと連携させることができるようになります。
トリガにAlexaを使うことで、スマホのアシスタントと比べ聞き間違いが減り、ストレスがなくなる
3つ目のメリットはIFTTTやiOSショートカットユーザー向けのメリットになりますが、トリガにAlexaを使用することで認識率の高さを活かせるという点です。
あくまで体感ですが、iOSの「Siri」等のスマホのアシスタントと比べるとかなり認識率が高いと思います。
わざわざ口元にスマホを持ってきて話さなくても、Alexaなら聞き取ってくれます。
ただしテレビが近かったり、子供が遊んでいたりする場面には向いていないので他のトリガを使いましょう。
IFTTTのおすすめトリガについても別の記事で解説したいと思います。
AlexaとIFTTTを連携させましょう
それでは実際にアプレットを作りながら、連携方法を解説していきます。
まず基本的なIFTTTのアプレット(レシピ)の作成方法を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

また日本語で設定をする方法については以下の記事を参考にしてください。

「Alexa、メールをトリガ」と話しかけたら(トリガ)、メールを送る(アクション)
トリガとなるサービスの選択画面でAlexaを選択します。
Alexaのトリガの設定画面になるので、好きなものを選びます。
Alexaのトリガは以下の中から選択できます。
Say a specific phrase | 特定のフレーズを言ったら |
Ask what’s on your To Do List | やることリストの中身を尋ねたら |
Item added to your To Do List | やることリストにアイテムが追加されたら |
Item completed on your To Do List | やることリストのアイテムが完了したら |
Item edited on your To Do List | やることリストのアイテムが編集されたら |
Item deleted on your To Do List | やることリストのアイテムが削除されたら |
Ask what’s on your Shopping List | 買い物リストの中身を尋ねたら |
Item added to your Shopping List | 買い物リストにアイテムが追加されたら |
Item completed on your Shopping List | 買い物リストのアイテムが完了したら |
Item edited on your Shopping List | 買い物リストのアイテムが編集されたら |
Item deleted on your Shopping List | 買い物リストのアイテムが削除されたら |
Ask for a sports team’s score | スポーツチームの得点を聞いたら |
Ask for a sports team’s next game | スポーツチームの次の試合を聞いたら |
New song played | 新しい曲が再生されたら(Amazon Prime Musicの曲) |
Your Alarm goes off | アラームが鳴ったら |
Your Timer goes off | タイマーが終了したら |

AlexaとIFTTTを連携させます。Connect(接続する)を選択します。
Amazonにログインしましょう
トリガとなるフレーズを指定します。
今回は「メール」と入力します。
以上でAlexaのトリガの設定は完了です!
次にトリガに対するアクションを設定します。
今回はメールの送信をします。
トリガのサービスで「email」を選択し、「send me an email」を選択。
受信するメールアドレスを入力します。
※action@ifttt.comというアカウントから指定のアドレスにメールが届きます。
メールの内容を入力します。
アプレットにタイトルをつけて完成です。
それではアプレットを動かしてみます。


『Alexa、○○(指定した単語)をトリガ』と言うと反応します。
以上のような反応になります。
これで実際に指定したアドレスにメールが届きました。
これでAlexaとIFTTTを連携させたアプレットの作成は完了です。
Alexaの定型アクションから設定してスマートにお願いする
「○○をトリガ」と言うのは面倒くさいと感じたあなた!
安心してください。
Alexaアプリから定型アクションを使って設定すれば「Alexa、○○」だけでできます。
右下のその他から定型アクションを選択します。
右上の+を選択します。
まずはアクション名を入力しましょう。好きな名前で大丈夫です。
実行条件を設定を選択します。
今回は音声を選択します。
ここで実際に話すフレーズを入力します。今回は「メール」と入力します。
アクションを追加を選択します。
下にスワイプしてIFTTTを選択します。
ここで先ほど作成したアプレットが表示されるはずなので選択します。
保存を選択して、完了です。
では実際にAlexaに話しかけてみましょう。


「○○をトリガ」と言わなくても反応してくれるようになりました!
作成方法の解説は以上になります。
まとめ
AlexaをIFTTTと連携させることで可能性は無限に広がります。
Alexaを持っている方は是非IFTTTと連携させてみてください。
無料会員では3つまでしかアプレットを作成できませんが、まずは試してみましょう!
以上参考になれば幸いです。
ありがとうございました!